不動産営業で成功するための第一歩!女性にぴったりの服装・スタイル術を解説


2023年05月02日

女性の不動産営業で最初に悩むのは「服装」 についてだそうです。 男性の場合、服装選びの 基本はスーツ一択なので迷うことはありませんが、女性の場合は確かに幅がありそうです。

不動産業界は男性社会のイメージがいまだ強いですが、最近では女性が活躍する不動産会社も少なくありません。

本記事では不動産業界で活躍するための女性の服装・スタイル術について解説します。ぜひ最後まで御覧ください。

女性不動産営業の服装でおさえるべきポイント【基本編】

女性不動産営業の服装でおさえるべきポイント【基本編】
まずは、女性の不動産営業の服装選びについて基本原則をおさえていきましょう。

1:服装は見た目より機能性重視で

女性の場合、男性にくらべて服装など、見た目にこだわる傾向があります。しかし、不動産営業の服装は、動きやすさ・着心地など、機能性をまず重視しましょう。

スーツ着用が基本となる不動産営業では、シワ対策にも注意したいところです。伸縮性がない素材のスーツはシワになりやすく、お客様へいい印象を与えません(清潔感という意味で)。

2:雰囲気にマッチさせる

不動産営業における服装は、自社だけではなく客先の雰囲気にあわせて柔軟に対応する必要もあります。

最近の職場では、服装もわりと固めのところから、カジュアルなところまでかなり幅があります。客先の雰囲気によって最適な服装は異なるので、事前に営業先の情報を確認してから準備する服装を決めましょう。

3:体にフィットしたサイズを選ぶ

自分の体にフィットしていない服を着ると、見た目の印象が悪くなります。服装選びの際は、自分の体に適したサイズを意識することが大切です。

以下、体にフィットするサイズについて部位別に解説します。

◆肩幅
肩幅が合わないスーツは、着用した際に肩周りが崩れたり、背中にシワが寄ったりすることがあります。スーツを選ぶ際は、肩幅が自分の肩幅と合うかどうかを確認します。

◆袖丈
スーツの袖丈は、手首の骨が隠れるくらいが適切とされています。袖丈が短すぎると、手首が出てしまい不格好に見えます。一方、袖丈が長すぎると、手が隠れてしまい、スマートな印象を与えられません。

◆ボタン位置
スーツのボタン位置は、胸骨の位置に合わせるのが一般的です。ボタンが高すぎると、上半身が短く見えてしまいますし、低すぎると胴が長く見えてしまいます。

◆パンツ丈
スーツのパンツ丈は、足首から1〜2cm上が適切とされています。パンツ丈が短すぎると、足首が露出してしまい、不格好に見えます。またパンツ丈が長過ぎるのも、足首にたるみが出過ぎてしまい、適切ではありません。

4:季節感を合わせる

季節感に合わせた服装、素材選びも、身だしなみに影響を与えます。

夏場は涼しげな素材や薄手のスーツを選ぶのが良いでしょう。冬場は暖かい素材のスーツを着用し、コートやストールなどで防寒対策を行いましょう。

季節感に合わせた服装選びは、清潔感や整った印象を与えられます。

5:落ち着いたカラー・デザインを選ぶ

ビジネススーツやパンツスーツでは、暗めの色調が好まれます。例えば、ネイビーやブラック、グレー、ダークブラウンなどのカラーがおすすめです。

ブラウスやシャツについても、シンプルで落ち着いた色調、例えば白や淡い色合いのアイテムが一般的です。また、紺やグレーなどの暗めの色もよいでしょう。

首元や袖口などのデザインもシンプルなものを優先して選びます。

総じて、全体的に落ち着いたカラー・デザインの服装は、お客様に安心感や信頼感を与えられるため、不動産営業の服装選びの基本となります。

女性不動産営業の服装で注意するべきNGポイント

女性不動産営業の服装で注意するべきNGポイント
次に、不動産営業における女性の服装選びについて注意すべき点を5点ほど紹介します。

1)タイトすぎるスカート

スカートがタイトすぎると、接客や物件の案内時に動きにくく、お客様に不快感を与える可能性もあるので注意が必要です。適度なゆとりがあるスカートを選びましょう。

2)露出の多い服装

低いネックラインや透けた感じのある素材、短いスカートなど露出の多い服装は、お客様に不快感を与える可能性があるため、できるだけ避けます。適切な丈のスカートや、首元が詰まったブラウスなど、控えめなデザインが一般的です。

3)派手な色や柄のスーツ

不動産営業では、落ち着いた印象が信用・信頼感の獲得につながります。あまり派手な色や柄のスーツを選んでしまうと軽々しい印象を与え、「お客様から信用・信頼感を得る」という本来の目的が達成されにくくなります。不動産営業では、ネイビーやブラック、グレーなど暗めの色調がおすすめです。

4)破れたり、汚れたりした服装

服が破れていたり汚れていたりすると、清潔感がなくお客様に信頼されない印象を与えかねません。服装がだらしないと、ルーズなイメージがつきまといます。高額な物件を、ヨレヨレのスーツを着たみすぼらしい営業担当者から購入する気にならないものです。

高級なブランドである必要はありません。きれいにクリーニングされた清潔な服装を意識して接客しましょう。

5)カジュアルすぎる服

当然ですが、ジーンズやスニーカー、Tシャツなどのカジュアルなアイテムは不動産営業の現場にはふさわしくありません。フォーマルな服装を選ぶことでお客様に安心感や信頼感を与えられます。

女性の不動産営業にオススメのスタイルは?【アイテム編】


最後に、女性の不動産営業の服装選びについてアイテム別にポイントを解説していきます。

不動産営業ではスーツスタイルが基本

不動産営業では、フォーマルなスーツスタイルが基本となります。以下、ポイント別にオススメのスタイルを解説します。

◆色
暗めの色調が好まれます。ネイビーやブラック、グレー、ダークブラウンなどの落ち着いた色が、お客様に安心感や信頼感を与えます。

◆ジャケット丈
ジャケット丈は、腰の位置で終わるくらいが適切です。長すぎると古臭い印象を与え、短すぎるとカジュアルに見えるため、バランスが大切です。

ジャケット丈が適切な長さであれば、全体のバランスが整い、スタイリッシュで清潔感ある印象を与えられます。

ジャケットの試着時には、両腕を自然に下げた状態で、ジャケットの裾が指先に触れるかどうかを確認してみてください。指先にちょうど触れるくらいの長さが、適切なジャケット丈であると言われています。

体型や好みによっては、若干の長さの調整が必要かもしれません。最終的には、自分に合った丈感で、動きやすいかどうか、機能面も確認してください。

◆ボトムス
スカートはひざ丈程度が適切です。タイトすぎるものは避けて、適度なゆとりがあるものを選びましょう。動きやすさも考慮して選ぶことが大切です。

パンツスーツも女性の不動産営業では人気があります。ストレートレッグやスリムフィットなど、すっきりとしたシルエットのパンツがおすすめです。足元がすっきり見えるよう、丈感にも注意してください。

スカートやパンツの色は、ジャケットと同系色で揃えるとバランスがいいでしょう。暗めの色調や控えめな柄が、お客様に安心感や信頼感を与えられます。

◆インナー
シャツやブラウスの色は、スーツの色に合わせて無難な白や淡いパステルカラーがおすすめです。派手な色や柄は避けましょう。

デザインはシンプルがベストです。襟付きやVネック、丸首などのデザインが望ましく、レースやフリルが多いものは、ビジネスシーンには不向きです。

女性の場合、シャツやブラウスの透け感に注意してください。特に白や淡い色のインナーの場合、透けにくい素材を選ぶか、必要に応じて下着の色を肌に近い色にするなど工夫が必要です。

服装は足元から~靴選びのコツ

服装は足元からと言われるように、不動産営業でも靴選びは重要です。
以下、女性の不動産営業に適した靴選びについて解説します。

不動産営業の靴選びは、シンプルでクラシックなデザインのパンプスが基本です。

色はブラックやネイビー、ダークブラウンなどの落ち着いた色がいいでしょう。スーツと同系色の靴を選ぶことで、全体の印象が統一されます。

ヒールの高さは、5cm程度が適切とされています。高いヒールは歩きにくく、お客様への案内などする場合に不都合です。また、低すぎるヒールもカジュアルに見えることがあるため、適度な高さを選びたいところです。

一日中歩くことが多い営業職において、履き心地の良い(機能性の高い)靴選びも重要になります。足にフィットし、クッション性のあるインソールや適度な幅があるものを選びましょう。

素材は革製の靴がビジネスシーンに適しています。雨の日にも対応できる防水性のある素材も検討してもいいでしょう。

靴選びと同様、靴の手入れも大切です。定期的に靴磨きを行い、傷や汚れを落として清潔な印象を保ちましょう。

靴を履く際は、物件案内もするので素足・生足は避けます。ベージュのストッキングを履くことが基本です。

不動産営業にマッチするバックは?

まずは 適切なサイズのバッグを選ぶことが重要です。書類やタブレットなどの営業で必要なアイテムを収納できる程度の大きさが望ましいです。あまり大きすぎると、かさばってしまい移動が困難になることがあります。

デザインはシンプルでクラシックなものがいいでしょう。色はブラックやネイビー、ダークブラウンなどの落ち着いた色が基本です。スーツと同系色のバッグを選ぶことで、全体の印象が統一されます。

ビジネスシーンでは革製のバッグが適しています。通気性が良く、丈夫で長持ちする素材を選ぶのがコツです。また、雨の日にも対応できる防水性のある素材もおすすめです。

また、バックの内部にポケットや仕切りがあると、書類や小物を整理しやすくなります。開閉が容易で、中身が見やすいデザインも営業職には便利です。

顧客に好印象を与える髪型は?

髪型で顔の印象が大きく変わるため、服装選びと同じように意識したいところです。

顧客に好印象を与えるためには、清潔感のある髪型が重要です。髪の毛が顔にかからないように、きちんと整えられたスタイルを選びましょう。

髪の長さは、肩にかからないくらいのミディアムヘアが最も好印象です。ただし、髪の長さに関しては職場のカルチャーや個人の好みによって異なるため、職場の環境から判断してもいいかもしれません。

髪色は自然な色味が好ましく、過度に明るい色や派手なカラーは避け、黒髪やダークブラウンなどの落ち着いた色が基本です。

髪飾りやアクセサリーは、派手なものは避け、シンプルで控えめなものがよいでしょう。

見た目の印象で差をつける!女性の不動産営業におすすめメイク

ビジネスシーンでのメイクはナチュラルで清潔感のある印象が大切です。派手な色やデザインは避け、お客様に信頼感を与えるメイクを心がけてください。

ベースメイクは肌の色ムラやくすみを補正できるように、自然な仕上がりを与えるファンデーションを選ぶことが重要です。適度にカバー力があり、長時間持続するものがおすすめです。また、化粧下地を使って肌のトーンを整え、ファンデーションのノリを良くしましょう。

落ち着いた色味のアイシャドウを選べば、目元が自然に引き立ちます。派手な色やラメは避け、ブラウンやベージュなどのナチュラルカラーが基本です。

不動産営業は外出することも多いため、一日中メイクが崩れないよう、フィックスミストや化粧直し用のアイテムを携帯しておくと便利です。

まとめ:不動産営業は服装選びからはじまる

今回は、女性の不動産営業でおさえておくべきポイントを解説しました。

たくさんのポイントを列挙しましたが、大事なポイントは相手に清潔感を与えること、営業担当者として信用・信頼感ある服装・スタイルが必要という意味では共通しています。

ビジネスにおける服装選びは、自分のためではなく、お客様を意識した身だしなみが重要です。「人は見た目が9割」と言われることがあるほど、服装が相手に与える影響は大きなものがあります。

まずは服装選びから、見た目・身だしなみを今まで以上に意識し、不動産営業の成功を目指していきましょう。

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