令和6年度・第4回法定研修会と新年賀詞交歓会を開催しました。【愛媛県本部】


 令和7年1月21日(火)13時30分から約3時間、松山市の中心部にある松山市総合コミュニティセンター 3階 大会議室において令和6年度最後の第4回法定研修会を開催しました。

 

 今回は、趣向を変え、(公社)全日不動産協会東京都本部会員で、宅建士、行政書士資格、ファイナンシャルプランナー等の資格を持つ木﨑海洋氏(きざきFPオフィス㈱:代表)、落語名:こころ亭久茶氏をお招きし、「落語で学ぶ相続と不動産」について、講義を行って戴きました。
 木﨑氏は相続と不動産業に携わってから37年余りの経験があり、相続、節税問題について多くの相談者からの相談に応じ、その経験から自身の趣味で始めた落語にその経験を転じ、全国の各地でその難しい話を楽しく、愉快に学べるということで評判となり年間140回もの講演を行っており、視聴者は7千人を超えます。今回の研修では、一般者から数名、徳島県本部から米田久夫本部長、高知県本部からは中澤正志本部長、香川県本部から寒川剛理事のお三方も参加されました。講義では、家族、親戚が集まった際に相続についての話し合いを行うとともに遺言書の作成をして財産分与を明確にしておかないと、家族同士の争いごとを招くばかりではなく、子や孫の代になると相続人が更に増えて、連絡の付かない人も出てきるなど、相続手続が大変なことになるので、専門家に早めに相談するよう助言がありました。

 

 その後、全日で新たに設けられた火災保険について、三井住友海上火災保険(株)四国西支店 松山支社所属の竹本将希氏による「全日会員様専用火災保険募集スキームについて」と題し15分間の説明を行った後、新居浜市、西予市で開催した第2、3回の法定研修会と同じ内容の中岡淳子税理士事務所 代表 税理士 中岡淳子氏による「不動産税制の改正点と宅建業における留意点」について講義を行いました。中岡税理士は元高松国税局の税務職女性1期生で愛媛県内の税務署を経験後、高松国税局査察部(通称真マルサ)の勤務を経て高松国税局法人課税課を最後に退職され税理士登録後、独立、中岡税理士事務所を設立されました。今回の講義テーマは「不動産税制の改正点と宅建業における留意点」についてと題して行って戴きました。

 

 当日は、落語による研修ということで、愛媛新聞社および建通新聞社の記者による取材もあり、本研修の主催者である上谷本部長からも両記者の紹介も行われるなど、約160名の方が本研修を受講されました。

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