北海道本部(2014年10月の活動状況)


北海道本部流通推進・流通センター運営委員会では、国土交通省が平成24 年3月に策定した中古住宅・リフォームトータルプラン(平成32年までに市場規模の倍増を目指す)を踏まえ、今年度の事業計画の一つとして、電子キーボックス利用による流通活性化を掲げています。

去る7月15 日(火)当委員会(藤江眞吾委員長・大西俊幸副委員長・久保田貴子委員・瀬間道孝委員・事務局)は住宅流通促進協議会(福岡県福岡市)へ実際に使用されている電子キーボックスの利用状況および効果検証のための視察を行いました。本視察では、座学と実地検証というスケジュールの2部構成。 第1講の座学では住宅流通促進協議会会長である工藤英寿氏によるアメリカの不動産流通の仕組み、電子キーボックスおよびMLS(販売に出ている物件、引き合いがある物件、既に売れた物件など全ての不動産を閲覧できるサイト)により、飛躍的に取引数が増加したという実態についての説明をしていただきました。第2講では実際に電子キーボックスに触れ、スマートフォンを利用し、キーの開閉を行いました。頑丈な造りの箱が開けられた時は皆一同が歓喜の声をあげました。座学終了後には実際のオープンハウスに赴き、実地での検証を行いました。

電子キーボックスは、北海道の広大なエリアで効果を十分に発揮し、案内機会の喪失を防ぐ最善の策と捉えており、本視察は不動産市況活性化の一旦を担う活動でした。

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