「消費者の為のセミナー」開催


 山梨県本部では、さる2月21日に現在の社会問題である孤独死の課題や法的対応を考える“消費者の為のセミナー”を、甲府市にある、県地場産業センターで開催しました。

 「“孤独死”の現状・大家さん、管理会社、地域社会はどう関わる!!」を、テーマに、第一部では、報道番組やテレビドラマにも出演されている、遺品整理会社アールキューブ株式会社の石見良教さんが、遺品整理の現場で目にする孤独死の現状と課題について講演。石見さんは孤独死の事例は、糖尿病などの持病がある40~60代の一人暮らしの男性が多く、最近は一人暮らしの認知症高齢者が部屋中をゴミだらけにした末、亡くなっているケースが増えている事を紹介し、「認知症高齢者の孤独死は地域の見守りで防げる。また、大家や民生委員、配達業者、行政などが連携し、見守り制度づくりが必要である」と呼びかけ、講演を括りました。

 第二部では、山梨県本部の顧問弁護士である水上浩一先生が、「アパートなどの入居者が孤独死した場合の法定対応について」大家、管理会社、不動産業者、地域社会の、それぞれの役割と、法的対応を講演しました。

 第三部として、不動産の悩みに弁護士、税理士、司法書士、取引士らが答えるブースを設け、相談会を開催しました。

 また、翌22日の山梨日々新聞に、この模様が掲載され、公益法人としての活動を周知することが出来ました。

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