第41回 全国不動産会議 愛知県大会 開催レポート


~伝えよう文化、守ろう環境、見つめ直そう私たちの役割~
川口 貢 理事長
川口 貢 理事長
愛知県大会

第41回全国不動産会議が9月8日、愛知県名古屋市のウェスティンナゴヤキャッスルで盛大に開催された。全国から会員や関係者ら約1,500人が参加した。全国大会は、会員の業務研鑽と資質向上を目指して、毎年開催地を変えて開かれている。

今回の不動産会議のテーマは、「愛と知の国から未来を魅つめて」。川口 貢 理事長は式典で、「自然環境の保全が問題視されている時代だけに、的を得たテーマと思っている」また、「不動産業界をめぐる環境は依然厳しいが、一層の研鑽を積み重ね努力していく」と語った。

【式典】 14:00 ~ 14:50

式典は、総合司会に笠原美吉教育研修員、司会はアナウンサーの寺尾泉さんの両名で進められた。小田原義征 全日・教育研修員長の開会あいさつの後、今回の開催地から愛知県本部の中田幸治本部長が歓迎のあいさつに立った。「愛・地球博が開催され、たいへん賑わいのある雰囲気の中で本会議が愛知県で開催できたことをたいへん喜ばしく思う。この際に、名古屋城をはじめとする愛知県の観光名所をぜひ観て帰っていただきたい」と語った。

小田原 義征 全日・教育研修員長
小田原 義征 全日・教育研修員長
中田 幸治 愛知県本部長
中田 幸治 愛知県本部長

 

決議文を発表する 清水 修司 全日・副理事長
決議文を発表する
清水 修司 全日・副理事長

川口貢理事長あいさつの後、来賓が紹介され、それぞれがあいさつを行った。来賓あいさつは、国土交通省大臣官房審議官 川本 正一郎氏、愛知県知事 神田真秋氏、名古屋市長 松原武久氏の3名で、松原氏からは、「皆様がそれぞれの業務を通じて、「名古屋の街づくりにご貢献していただいていることに心から感謝申し上げたい」、「先般の路線価発表では、銀座に続いて名古屋の駅前が上昇率2番目に高い結果となった」と語った。

続いて、清水修司 全日副理事長によって、決議文が発表された。内容としては、我が国の経済が緩やかに回復していることを背景に、自然環境・住環境への対策、不動産流通課税特例措置の適用期限の延長などが盛り込まれたもの。この大会決議案は、満場一致で採択された。

その後、大会旗の引き継ぎが行われ、中田幸治 愛知県本部長から川口貢理事長へ、そして川口貢 理事長から次回の開催県である山形県本部の若月重良本部長へと大会旗が手渡された。若月本部長は、山形県の名所・名跡の紹介を織りまぜながら、力強く、次回山形県大会のPRを行った。壇上では、山形県本部の関係者総勢18名全員で抱えるほどの大きな横断幕で会場内を沸かした。また、前回の開催地である大分県本部に対して、川口貢理事長から感謝状の授与が行われ、池田哲也 大分県本部長が受け取った。

大会旗を手渡す 中田 幸治 愛知県本部長
大会旗を手渡す
中田 幸治 愛知県本部長
大会旗を受け取る 若月 重良 山形県本部長
大会旗を受け取る
若月 重良 山形県本部長
感謝状を受け取る 池田 哲也 大分県本部長
感謝状を受け取る
池田 哲也 大分県本部長

 

また、齋藤政則 全日・組織委員長より平成16年度の会員増強において顕著な成果を上げた地方本部が発表され、表彰状と記念品が川口理事長より贈られた。齋藤組織委員長からは、全日の会員数は、4月末現在で23,388名と発表された。授与された本部は、山梨県、奈良県、宮城県、東京都、鳥取県、千葉県、大阪府、岐阜県、福島県、島根県、京都府、青森県、和歌山県、神奈川県、大分県の15本部。

最後に、掛谷宜宏 保証・教育研修委員長が閉会のあいさつを行い、式典は閉幕した。

会員増強の顕著な本部に表彰状が送られた
会員増強の顕著な本部に
表彰状が送られた

 

決議

現在、我が国経済は、景気の「踊り場」を脱却して、ゆるやかに回復していると政府、日銀が、表明している。

このような中で、今、当愛知県で「愛・地球博」が開催され、「自然の叡知」をテーマに21世紀社会の課題として、「環境」を考える催しとなっている。これからの社会は、経済政策も環境問題と切り離して考えることはできない。

我々は、このような21世紀社会の大きな課題を背負いながらも、日本経済を活性化し、全国の均衡ある経済の発展を強く望むものであり、また、不動産業界の発展につながり、且つ国民が期待する下記項目を政府、関係機関に強く要望する。

  • 自然環境・住環境への対策
  • 街なか居住、都市再生の推進
  • 不動産流通課税特例措置の適用期限の延長
  • 個人の長期譲渡所得特別控除の復活
  • 固定資産税等の条例減額措置の早期実施

ここに決議する。

平成17年9月8日
社団法人 全日本不動産協会
社団法人 不動産保証協会
第41回全国不動産会議愛知県大会

【記念講演】 15:00 ~ 16:20

会議終了後、記念講演として、慶應義塾大学教授で内閣府特命顧問を努める島田晴雄氏が「日本経済の長期展望と住宅産業」~新たな時代の住宅戦略~について講演した。島田氏は、日本で最も活躍している気鋭のエコノミストの一人で、労働経済学が専門だが、経済政策、日本経済、国際経営、国際関係論など幅広い分野で仕事をしている。

【分析会1】 13:00 ~ 13:50

会議前に開かれた分析会では、不動産鑑定士・不動産カウンセラーの三輪勝年氏が「不動産ビジネス革命の波」をテーマに不動産証券化マーケットの動向と不動産業の行方を説明した。三輪氏は「不動産商品を金融商品として見ることができる人が勝ち組となる」と話す。さらに、不動産業者にとっては、プロパティマネジメント(PM)に根をはることがキーになる。投資マーケットでのPMの役割は、不動産バリューの最大化であり、この視点を忘れないでほしい」と述べた。

【分析会2】 16:30 ~ 17:20

記念講演の後、別会場で不動産オークションをテーマにした分科会が開催された。講師は、池添吉則・(株)アイディーユー社長。池添氏は、「オークションは、不動産を正常に流動させる技術だ」と話した。また、最高入札額が最低売却価格の約160倍になった事例などを紹介し、「これからは全国の不動産会社にオンラインショップを開放するので、事業拡大のために活用してもらいたい」と呼びかけた。

【企業展示・物産展】 12:00 ~ 19:00

企業展示ブース
企業展示ブース
愛知県の名産品が並ぶ
愛知県の名産品が並ぶ

別会場では、関係企業の出展や愛知県の名産品が並んだ物産展が開催された。

 

【懇親会】 17:30 ~ 19:00

懇親会

式典が行なわれた会場で、17:30から懇親会が開催された。会場の窓からは、名古屋城が目の前に見え、夕暮れ時のトライライトにジャズの生演奏が会場を盛り上げた。また、アトラクションは地元の保存会の皆さんや、地元の小学校低学年の親子を中心に幅広いメンバーが一体感あふれる踊りを披露した。

 

棒の手「剣藤流」

棒の手「剣藤流」

棒の手は約450年ほど前、今の日進市の城主・丹羽勘介氏次という殿様が、領地の農民に武芸を教えたのが始まりといわれている。

 

にっぽんど真ん中祭り「チームいりゃあせ大磯」

にっぽんど真ん中祭り「チームいりゃあせ大磯」

「踊りで感動が伝えられるような祭りをつくりたい!その感動を名古屋から発信したい!」名古屋の学生たちの思いがきっかけとなって99年夏に生まれた “にっぽんど真ん中祭り(略称:どまつり)”。

 

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