宮城県本部(2013年12月の活動状況)


さわやかな秋晴れの平成25年10月13日(日)、「第37回がんばろう東北!松島ハーフマラソン大会」が、松島町民グランド前を発着点に、7,490名もの県内外選手が集い華々しく開催された。本大会への参加は、今年で結成20年を迎えた全日宮城青年部らしいことを…と考え、また宮城県本部が創立50周年を迎えたことをアピールするため、昨年から話し合って決めていたことである。

出場した9名のうち1名は、東京都本部からお借りした「ラビーちゃん」。コース内には選手と伴走者しか入れないため、最短の5キロにエントリーし、沿道のギャラリーに手を振りながら完走?いや、完歩した。可愛らしいマスコットに大人も子供も予想外の反響で応援してくれ、「借りて良かったね」と、レース直後に異口同音の仲間たち。握手攻めに遭い、「一緒に撮って」の要求にも快く応えながら、見事大役を果たしてくれた高橋基君ありがとう。また、女性部会「カトレア」の山崎部会長と可愛いお孫さん連れの山本副部会長の声援には大きなパワーをいただいた。

今やメジャーになった同大会には、アトランタ五輪出場の千葉真子さんや、韓国からの招待選手20 名なども参加。華やかな雰囲気を十分楽しんだ全日宮城の若者たちであった。我がチームは、大地をイメージしたグリーンに「うさぎのマーク」のお揃いのTシャツを身にまとい、風光明媚な松島路に挑んだ。清々しい汗を流しながらお互い励まし合って、完走、完歩、棄権と様々だったが、気持ちよく駆け抜けた。

途中の景色は、未だ東日本大震災の傷跡が色濃く残っており、2年前から冠についた「がんばろう東北!」を印象付けている。徐々に元気を取り戻してきてはいるが、以前の松島路の再現にはさらに長い時間が掛かりそうだ。「がんばろう東北!」が取れるのはいつになるのだろうか。「大内君、来年も走る?」「えっ、来年?…今決めなくても…」
(宮城県本部 大内)

閉じる